<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"><channel><title>fragments</title><description>建築・空間・デザインをめぐる思索、試論。批評・エッセイ・論考を中心とした個人メディア。Explorations and Abductive Speculations on Architecture, Space, and Design.</description><link>https://fragments-of.space/</link><language>ja</language><item><title>加藤秀俊, 真鍋博, 朝日新聞社 編『2001年の日本』</title><link>https://fragments-of.space/posts/35/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/35/</guid><description>『2001年の日本』は、1969年の時点から、約30年後の日本社会を予想した本である。地理、交通、産業、都市、医療、教育、メディアなどの主題について、各分野の専門家による予測と、真鍋博のイラストレーションによって未来像が描かれている。未来予測の本を後から読むとき、最初に気になるのは、その予測が当たったかどうかである。実現した技術もあれば、姿を変えて現れたものもあり、ほとんど実現しなかった構想もある…</description><pubDate>Wed, 30 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>トム・スタンデージ『ヴィクトリア朝時代のインターネット』について</title><link>https://fragments-of.space/posts/7/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/7/</guid><description>読了。 電信という技術の話はもちろんなのだけど、それ以上に、技術を受け止める人間の態度は、歴史を経ても変わらず亡霊のように回帰してくるのだ、という構造が面白い。インターネットが世界の距離を縮めることで結果、世界平和に繋がるのだという主張や、SNSが登場したときも、その議論は再帰的に、例えばアラブの春のような形を伴って現れてきた。しかしその楽観論自体は、電信の時代すでにみてとれた議論だったし、それが…</description><pubDate>Mon, 28 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>真木悠介『時間の比較社会学』</title><link>https://fragments-of.space/posts/33/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/33/</guid><description>時間は、誰にとっても同じ速度で流れる、自然で普遍的なもののように思える。しかし、私たちが時間をどのように区切り、過去や未来をどのように捉えるかは、社会や文化のあり方と深く結びついている。真木悠介の『時間の比較社会学』は、原始共同体、古代日本、ヘレニズムとヘブライズム、近代社会などを比較しながら、社会の構造によって異なる時間意識が生み出される過程を描いた本である。自然と人間、共同体と都市、市場と貨幣…</description><pubDate>Wed, 23 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>イーフー・トゥアン『空間の経験』</title><link>https://fragments-of.space/posts/34/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/34/</guid><description>空間は、私たちの身体を取り囲む、単なる物理的な広がりではない。どこに立ち、何を見て、どのように移動するのか。人間が世界をどのように経験するかは、空間のあり方によって大きく方向づけられている。イーフー・トゥアンの『空間の経験』は、身体感覚から住居、建築、都市に至るまで、人間が空間をどのように知覚し、意味づけるのかを考察した一冊である。幼児が身体を通して周囲の広がりを認識していく過程や、内部と外部、近…</description><pubDate>Mon, 21 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>山田　登世子『贅沢の条件』について</title><link>https://fragments-of.space/posts/6/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/6/</guid><description>贅沢とは何かを紐解く書籍。かつて贅沢とは、城を築き、装飾を誇り、労働から離れて生きることだった。ヴェブレンの言う「有閑」の価値観に象徴されるように、浪費こそが名誉であり、勤労は卑しいとされた。しかし近代を経て、ブランメルのダンディズムが示したように、贅沢は「わかる人にだけわかる」内的洗練へと移り変わる。黒いスーツに代表される静かなスタイルは、装飾から意味の世界への転換を告げた。やがてシャネルが登場…</description><pubDate>Wed, 16 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>アンソニー・ダン,フィオナ・レイビー『スペキュラティヴ・デザイン』</title><link>https://fragments-of.space/posts/36/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/36/</guid><description>デザインは一般に、何らかの問題を解決するための行為として理解されている。使いにくいものを使いやすくし、複雑な情報を整理し、商品やサービスをより魅力的なものにする。しかし、アンソニー・ダンとフィオナ・レイビーは、デザインを問題解決だけに限定しない。『スペキュラティヴ・デザイン』において、デザインは製品を実用化するための手段ではなく、社会に問いを投げかけ、別の可能性について考えるための道具として位置づ…</description><pubDate>Mon, 14 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>高い空間はなぜ欲望されるのか？―技術史・進化心理学・権力論から読み解く</title><link>https://fragments-of.space/posts/24/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/24/</guid><description>高い空間へ憧れること、その理由高層ビルの展望台から街を見下ろしたことがあるだろうか。その時、広がる景色に驚き、自分が世界の頂点に立っているような気分になったことがあるかもしれない。眼下に広がる街並み、遠くに見える地平線、そして自分の足元に広がる都市の全景。これらすべてが一瞬で目に飛び込んできて、「高い場所」にいる特別な感覚に心を奪われるのだ。この感覚は、多くの人にとって共通のものであるが、なぜ私た…</description><pubDate>Sun, 13 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>essay</category></item><item><title>現代思想の磯崎新特集 論考『純粋な言語遊戯、それをインテリアと言う』（青木淳）</title><link>https://fragments-of.space/posts/10/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/10/</guid><description>『現代思想 2020年3月臨時増刊号 総特集◎磯崎 新』青土社,2020積読になっていたものを読み終えた。個人的には青木淳さんの論考『純粋な言語遊戯、それをインテリアと言う』が示唆的だった。通常ペジョラティブに用いられがちな”インテリア”というキーワードが、しかしポストモダン以降の混成した状況において、空間というものがもはやトポロジカルにしか存在し得ない現在に対して、一貫的な論理を構築することがで…</description><pubDate>Wed, 09 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>『トリンキュロ　思考としての家具』</title><link>https://fragments-of.space/posts/2/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/2/</guid><description>家具デザイナー・大橋晃朗の論集。大橋さんの家具、とりわけ「木地箱」や「梯子棚」などの初期作品をあらためて見ると、とても良い。あらゆるものが表層へと還元されていった1970年代に、むしろ表面＝仕上げを取り除くことで、別の表面の可能性を見いだそうとした。その試みに強く惹かれる。仕上げを施すことは、基材がもつ時間を閉じ込めることでもある。反対に、仕上げを剥ぐことは、基材そのものと使い手との間に相互作用を…</description><pubDate>Mon, 07 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>ショーウィンドウとポップアップ／場所性と非場所性、そして貨幣的な空間</title><link>https://fragments-of.space/posts/25/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/25/</guid><description>先日DSA のトークイベントに参加をして、ショーウィンドウの話になった。小さく短く細かくサイクルを回して作品が生まれ続けることがショーウィンドウがもつ特質で、だからこそ細かな実験や表現の可能性の探索が行われるのだ、というのは面白かった。ファッションにおけるSS／AWのショーのような関係性。強制的に発生する締め切りがリズムを作る。そこからショーウィンドウとは別にポップアップも増えている話になったのだ…</description><pubDate>Fri, 04 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>sketch</category></item><item><title>マーク・フィッシャー『資本主義リアリズム』</title><link>https://fragments-of.space/posts/32/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/32/</guid><description>未来を考えることは、現在とは異なる社会の姿を想像することでもある。しかし、現在の私たちは、技術や生活様式の変化を思い描くことはできても、資本主義とは異なる社会の仕組みを具体的に想像することが難しくなっている。マーク・フィッシャーが「資本主義リアリズム」と呼ぶのは、資本主義が単に世界を支配している状態ではない。それ以外の政治的・経済的な仕組みは現実的ではないという感覚が、社会の隅々にまで浸透した状態…</description><pubDate>Wed, 02 Sep 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>仙田 満『人が集まる空間　環境×デザイン×こどもの研究』について</title><link>https://fragments-of.space/posts/9/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/9/</guid><description>『人が集まる空間 環境×デザイン×こどもの研究』著：仙田 満,講談社現代新書,講談社,2016仙田さんのこれまでの仕事や発想、理論と研究が横断的にかつコンパクトにまとまっている書籍。個人的には、仙田さんが掲げる遊環構造がなぜそのように理論化されたのかをたどる文面が非常に興味深かった。また仙田さんが菊竹事務所で培われた知見の話もあり、その中で菊竹さんなので当然商業施設（西武系列）の話があり、そこで遊…</description><pubDate>Mon, 31 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>バス・鉄道と自家用車／トランジットと偶然性</title><link>https://fragments-of.space/posts/14/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/14/</guid><description>パートナーと旅行をする際、かなりピンポイントかつローカルな場所へよく行くのだけど、ふたりともペーパードライバーなのでたいていは公共交通機関を利用して移動をしている。反対に自分は福井の出身なので、帰省した際ないしは親族との移動においては、だいたい自家用車を使用している（自分が運転する、というよりは周りの大人は必ず運転しているので、その車に乗っている）。なので、バランスとしては公共交通機関の利用が多い…</description><pubDate>Fri, 28 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>sketch</category></item><item><title>山田登世子『ブランドの条件』について</title><link>https://fragments-of.space/posts/8/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/8/</guid><description>『ブランドの条件』著：山田登世子,岩波書店,2006読了。印象的だったのは、ブランドが単なるマーケティングの結果ではなく、「起源」や「超越性」と深く結びついた文化的構造として描かれている点だ。ブランドは“ロイヤル”から始まる──つまり、その名が王侯貴族に由来することで、起こりの物語に神話的な光が宿る。ルイ・ヴィトンが王室に愛されたことも、まさにブランドの“起源ゲーム”の勝利例とされる。19世紀末、…</description><pubDate>Fri, 28 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>コリン・エラード『イマココ―渡り鳥からグーグル・アースまで、空間認知の科学』</title><link>https://fragments-of.space/posts/11/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/11/</guid><description>空間認知におけるふたつの問い「ウェイファインディング」と「ナビゲーション」のふたつの視点から、議論が展開される。「ここからあそこに行くにはどうしたらよいか？」が「ナビゲーション（経路決定）」で、「自分はいまどこにいるのか？」が「ウェイファインディング（位置の特定）」である。”シンプルにいえばナビゲーション（経路決定）とは、「ここからあそこへ行くにはどうすればいいか？」という問題だ。ウェイファインデ…</description><pubDate>Wed, 26 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>未来学について</title><link>https://fragments-of.space/posts/1/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/1/</guid><description>未来学とは、未来を予測する学問、だけではない。先見性＝我々の行動が将来もたらす結果に目を向けることであり、未来について考えるさまざまなアプローチを学び、その複数性をとらえ、無数の可能性からべつの未来を創造するための力を与えるための学問体系が未来学である。未来学の中には未来史学というアプローチがあり、この言葉が面白い。これまで模索ないしは提案された未来の姿それ自体の考古学として現れる歴史である。そこ…</description><pubDate>Mon, 24 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>空間デザインと時間–陳腐化と多様性について</title><link>https://fragments-of.space/posts/41/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/41/</guid><description>空間デザインと名指される、建築でもデザインでもない、この領域の本質はなんなんだろうと沸々としている。そのことを考えているうちに、空間デザインそのものの性質を定義するのではなく、デザインが時間のなかでどのように「残っていくのか」から考えてみることもできるのではないかと思った。きっかけになったのは、以前にも文章の中で出現した、コルネットの系統図である。そこから考えたのは、自然界における形質の残り方と、…</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>sketch</category></item><item><title>タイムカプセルとAI、そしてケヴィン・ケリーの『テクニウム』</title><link>https://fragments-of.space/posts/27/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/27/</guid><description>知り合いと話しているうちに、AIの話題になる。そこで出てきたのが、AIの次なる使い方として、タイムカプセルのようなモデルをつくることはできないか、というアイデアだった。たとえば、古代から西暦1500年頃までの歴史や思想だけを学習させ、その後の近代や現代を知らないAIをつくる。そうしたAIと対話することで、現代を生きる自分たちの価値観を、別の時間軸から相対化できるのではないか、という話である。もちろ…</description><pubDate>Fri, 21 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>sketch</category></item><item><title>ナターシャ・ダウ・シュール『デザインされたギャンブル依存症』 について</title><link>https://fragments-of.space/posts/5/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/5/</guid><description>本書は、カジノ産業やデジタルスロットマシンがいかに「依存」を設計し、人々の時間と金銭を吸い取っていくのかを描き出した社会学的ルポである。著者はラスベガスでの現地調査を通じて、機械のデザインや報酬システムが人間の認知や感情をいかに操作するかを明らかにしている。単なるギャンブル批判にとどまらず、「デザインが人の行動を方向づける」という点を鋭く照射し、依存症を個人の弱さではなく、社会的・制度的に生み出さ…</description><pubDate>Wed, 19 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>トマス・モア『ユートピア』</title><link>https://fragments-of.space/posts/31/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/31/</guid><description>私たちは、理想の社会を思い浮かべるとき、それを現在よりも先にある未来の姿として捉えがちである。いま抱えている問題が少しずつ解消され、その先に、より良い社会が実現する。理想は時間軸の先端に置かれる。しかし、1516年に刊行されたトマス・モアの『ユートピア』において、理想の社会は未来ではなく、同じ時代の「ここではないどこか」に存在している。本書が書かれたのは、ヨーロッパによる海外進出が進み、それまで知…</description><pubDate>Mon, 17 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>『反撃する映画と都市「ショッピングモールの父」と呼ばれたくなかった男　ビクター・グルーエン』</title><link>https://fragments-of.space/posts/29/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/29/</guid><description>まさか2024年になってビクター・グルーエンに関する新しい著作が読めるとは思っておらず、とてもおもしろかった。通俗的に理解されているグルーエン評に対して、20世紀を表象する映画を足がかりにしながら、その人生を辿っていくもの。ウィーンからアメリカ、そして晩年のザルツブルグへとたどりながら描く評伝。劇場美術出身の彼にとって、都市は“人間のための舞台”であり、モールは「市民の広場」として実現されるべきも…</description><pubDate>Mon, 17 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>プラダとナイロン／あるいはラグジュアリティにおけるもう一つのゲームについて</title><link>https://fragments-of.space/posts/23/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/23/</guid><description>趣向を凝らした装飾、手の跡を感じさせる造形、希少性や本物とされる素材。日本におけるラグジュアリー空間は、こうした要素によって特徴づけられることが多い。その設計態度は、本質主義的な価値観に依拠し、素材や作りの「上質さ」を積極的に顕示しようとする。しかし、その「ラグジュアリー」と呼ばれる空間のあり方には、なお捉えきれない現象的な曖昧さが存在する。本稿は、そのようなラグジュアリー空間に対して、別の輪郭線…</description><pubDate>Sun, 16 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>essay</category></item><item><title>ゲームと建築、開放性と没入性</title><link>https://fragments-of.space/posts/21/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/21/</guid><description>ゲームと建築の文章について。やはり念頭にあるのは、体験性というものだと思う。建築もゲームも、それ自体に体験性がついて回るとして、その上で体験を考えるための足掛かりとして、異なるメディアを読み解くことで可能性が生まれるのではないか、という問いかけだと思う。体験それ自体の定義、というより、実際に我々の体験性にはいくつかの種類があって、それらを整理することで体験のパターンに迫ること、そのパターンの整理か…</description><pubDate>Fri, 14 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>sketch</category></item><item><title>原広司《田崎美術館》（1986)</title><link>https://fragments-of.space/posts/30/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/30/</guid><description>《田崎美術館》（1986) 設計：原広司＋都市・建築計画センター・ベーシック アトリエ・ファイ建築研究所 軽井沢の森の中に位置する、積乱型の屋根や幾何学的な平面・立面構成が特徴的な空間。 夏の間だけ開館し、洋画家の田崎広助の絵画ののみを展示という条件のもと、既存の美術館には見られないチャレンジングな外光に対する設計がなされている。トップライト・ハイサイドライト゚など、多様な外光が空間の中に入り交じ…</description><pubDate>Wed, 12 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>スタニスラス・ドゥアンヌ『数覚とは何か？　心が数を創り、操る仕組み』 について</title><link>https://fragments-of.space/posts/4/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/4/</guid><description>人間がどのように数を理解し、扱うのかを脳科学と心理学の視点から解き明かす一冊。本書が示す「数覚」とは、言語や教育に先立って備わる直感的な数の感覚であり、乳児や動物さえも「多い／少ない」を瞬時に判断できるという普遍的な能力のことを指す。ドゥアンヌは、脳の特定部位と数の処理との関係を神経科学的に探りつつ、この基盤が後の算術や数学的思考を支えていることを論じる。ただし数覚で行われる計算は大雑把なもので、…</description><pubDate>Mon, 10 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>サウナとair pods pro −情報のマスキングとキャンセリングについて</title><link>https://fragments-of.space/posts/13/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/13/</guid><description>パートナーに誘われるがまま、サウナに通っている。近所はもちろん、県境を跨いで、聖地とされているサウナに人で小旅行し、そこを目的地とするぐらいには足繁く通っている。サウナブームというやつが遅ればせながら我が家にもやってきた。今まではお風呂に水風呂がある理由もよくわからずにいたのだけど、なるほど、サウナで「ととのう」と呼ばれている行為の中に水風呂に浸かる工程が組み込まれていて、必須のものらしい。サウナ…</description><pubDate>Fri, 07 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>sketch</category></item><item><title>白井晟一《芹沢銈介美術館》</title><link>https://fragments-of.space/posts/18/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/18/</guid><description>白井晟一設計の芹沢銈介美術館。981年竣工。染色作家で人間国宝、芹沢銈介1 の作品が並んでおり館内は撮影禁止だったのだけど、内部空間が良かった。建築自体は基本片流れの屋根なのだけど、内部の天井に飾り天井があってそれは切妻屋根の分棟が連続するような空間性。だからか片流れ屋根の内部空間にありがちな強い方向性や階高の違いみたいなものが生まれづらくなっていて、良い意味で空間や作品と鑑賞者が自然と近くなるよ…</description><pubDate>Tue, 04 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>『神を生み出す脳　―「宗教認知科学」入門―』</title><link>https://fragments-of.space/posts/26/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/26/</guid><description>読了。人間の認知機能が備えているある種のエラーやバグが、見えざるものを見えるように仕立てていく。議論としては、場所や空間に対する認知の項目が面白かった。熊野古道、西国三十三所、あるいは町ごとの七福神めぐりなどのことであって、複数のポ イントを時間をかけて回るものとなっている。日常的な言い方をすればスタンプラリーだ。 とりわけ有名な巡礼路として、サンティアゴ・デ・コンポステラが挙げられる。これは ス…</description><pubDate>Mon, 03 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>ロバート・ソマー 『人間の空間　デザインの行動的研究』について</title><link>https://fragments-of.space/posts/3/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/3/</guid><description>建築や公共空間・インテリアなどにおける人間の心理と行動の関連を描いた古典。いわゆる建築の工学化、道具主義化は60年代ごろからすでにはじまっていたことがよく見て取れる1冊。その後空間の工学的な言説はどんどん盛り上がりを見せていき、そこでの言説は例えば2000年代のレッシグを代表とするアーキテクチャ論や、行動経済学などにも波及していくことを考えるとますます興味深い一冊。本書ではとりわけ、教室・酒場・ホ…</description><pubDate>Mon, 03 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>「ないこと」のラグジュアリー：ヴォイドをめぐる戦略について</title><link>https://fragments-of.space/posts/22/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/22/</guid><description>現代のラグジュアリー空間において、しばしば中心に置かれるのは「何があるか」ではなく、「何がないか」である。空白、余白、沈黙、間、未充填――そうした“ないこと”の存在こそが、ある種の美的・階級的価値を立ち上げる戦略となっている。この「ヴォイド（void）」 の価値は、都市や商業空間の文脈において特に顕著である。たとえば、高密度で過剰に情報が溢れる都市空間において、広大な何もないロビー、使われていない…</description><pubDate>Sun, 02 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>essay</category></item><item><title>商業空間と没入性</title><link>https://fragments-of.space/posts/38/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/38/</guid><description>長谷川堯が『建築の士農工商』を論じてから半世紀近くが経った。商業空間を取り巻く状況は大きく変化したものの、その根底にある価値観まで変わったのかと問われると、そうとも言い切れないように思う。商業空間に対してどこか穿った見方が向けられるのは、単なる職能ヒエラルキーだけではなく、空間そのものの構造にも理由があるのではないかとも思う。最近になって、門脇耕三が「建築的牢獄からの脱走──《SAYAMA FLA…</description><pubDate>Sat, 01 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>sketch</category></item><item><title>『エットレ・ソットサス展−魔法がはじまるとき、デザインは生まれる』</title><link>https://fragments-of.space/posts/20/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/20/</guid><description>アーティゾン美術館で『エットレ・ソットサス-魔法がはじまるとき、デザインは生まれる』を見た。エットレ・ソットサス 、学生の頃の教授がオリヴェッティの赤いタイプライター《ヴァレンタイン》を見せてもらったり、ポストモダンの旗手として知ったりと、もちろん歴史のピースとしては認識していたものの、はっきりを作品を見るのは初めてだったかもしれない。ソットサスについてはメンフィス の文脈はもちろん、それ以外には…</description><pubDate>Sat, 01 Aug 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>log</category></item><item><title>書くこと、考えることの自治を取り戻すために</title><link>https://fragments-of.space/posts/12/</link><guid isPermaLink="true">https://fragments-of.space/posts/12/</guid><description>2006年ごろに、yahooのサイトで、ソーシャル・ネットワーキング・サービス という謎のカテゴリを見つけてから20年が経った。当時は会員制でメンバーシップを得た人たちだけがアクセスするクローズなウェブサイト、ぐらいの認識でいたSNSは言うまでもなく、非常に広大かつ強力なメディア・プラットフォームへと成長した。しかしながら同時に、いつからかそこのメディアの中で最適な発信を行うことに苦心する自分がい…</description><pubDate>Fri, 31 Jul 2026 00:00:00 GMT</pubDate><category>sketch</category></item></channel></rss>